Audi A4 allroad quattro 【4輪アライメント】

4輪トータルホイールアライメント測定:調整

今回の車両はアウディA4オールロードクワトロの4輪アライメント測定と調整にてご入庫いただいた車両になります!4輪アライメントとは?4輪アライメントとは、車の車体に対してのタイヤの向きのことで、4つのタイヤが正しい位置と角度に取り付けられているかを表します。タイヤが正しい位置につけられていないと、まっすぐ走ることができなかったり、ハンドルが取られたり、ブレーキの効きが悪くなります。重大な事故を引き起こす危険性があるので、タイヤ交換やサスペンション交換の際に実施することが推奨されています。ホイールアライメントは、トー、キャンバー、キャスター等の角度を適切に調整することにより直進性や旋回性能を向上させ、クルマ本来の性能を引き出します!

ホイールアライメントでは、キャンバー角、キャスター角、トー角という3つの角度を調整します!

キャンバー角

車を正面から見た際のタイヤの角度のことをキャンバー角といいます。

キャンバー角は、直進安定性とコーナリング性能に関係するアライメントです。ネガティブキャンバーにすることで、コーナリング中のグリップ力を向上させることができます。 一方ポジティブキャンバーにはあまりメリットがないので、現在の車では基本的に設定されることはありません!

キャスター角

キャスター角とは、キングピン軸の傾き角度のことです。横から車軸を見たとき、後部に傾いくほどキャスター角が大きくなります。
傾けることで外乱の影響を受けにくくなり、「直進安定性」が向上します。ただし、傾けすぎるとハンドルが切りにくくなってしまいます!

トー角

トー角とは、上から見たときの車体に対するタイヤ前端の角度のことです。タイヤ前端が内向きになっていることを「トーイン」、外向きを「トーアウト」、真っ直ぐの状態を「トーゼロ」と呼びます!トーインになると直進安定性が向上し、トーアウトにするとハンドリングが向上します。前輪のトー角は車種によって異なりますが、後輪はトーゼロが一般的です。

ホイールアライメントは、カスタムや衝撃によってズレが生じます!

インチアップ・サスペンションの着脱・車高調整・縁石への衝突・事故による衝撃・経年劣化です。

ホイールアライメントのズレを調整せず放置していると、タイヤの片側だけが擦り減ってしまう偏摩耗となり、寿命が短くなることがあります。さらに、ハンドルが左右に流れてしまうリスクもあります!

アライメント調整を行うことで、車両はスムーズに走行できるようになり、燃費の向上やコントロール性能の改善が期待できます。また、タイヤの寿命が延び、サスペンションやステアリング周りの耐久性も向上します。車は年々劣化していきますので、ぜひ車検時に定期健診を受けていただくことをお勧めします!

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